【6日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『平日の昼間の公園』【#てれアクト】

この記事をシェアする

家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。
6日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

6日目

=============================

平日の昼間の公園


〇登場人物など
 人が一名(性別は問わない)
 裏方として、シャボン玉を飛ばしてくれる人間がいるとなおよし

〇あらすじ
 社会人になってから初めて、平日の昼間に公園を訪れた人。その人が語る、平日の昼間の公園と、そこにいる、えらくも、金持ちでも、有名でもない人々の話。

〇脚本冒頭抜粋

   人が一人で室内にいる

  社会人になってから初めて、平日の昼間に、近所の公園に行ってみたんですね。

 あ、ここ、公園ってつもりで、今話してみるんですけれど。

 出勤がないと体力が落ちる感じがあるんで、今日から散歩をすることにしてみて。時間は11時半くらい、よく晴れていて、4月。桜はとっくに散ってますけど、花壇に花が咲いてて、ベンチに座ったら、尻があったかかった。

   人、室内の座れる椅子かなにかをさす

 あ、これ、ベンチです。

   人、ベンチに見立てたものに座る。

 (お尻にあたたかさを感じて)ああ~。

   人、今まさに公園にいる態で話す