【37日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『THE・マスク

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家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

37日目の脚本は有料noteとして公開致します。
以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

37日目
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THE・マスク

〇登場人物
 アベノマスクを受け取った人(性別は問わない)

〇あらすじ
 マスクが手元に届いた人が、ツイキャス配信しながら活用方法をあれこれ探る。保管か、寄付か、はたまた…。配信中にふと気づく、「あれ? マスクのほうが自分達よりも生かす道について考えてもらってない?」という切ない事実。

〇脚本冒頭


   アベノマスクを受け取った人がツイキャスをしている

 えー、持続化給付金や、10万円の給付金よりも先に、アベノマスクが到着した6月。皆元気―?

   人、封を開けてないアベノマスクを見る。

 えー、ガーゼですね。もう夏ですね。あともはや普通に近所で買えるんですね。

 いやこれね、皆どうしてるのかと思ってね、友人知人に聞いてみたんですわ。いや、マスクに罪はないし、なんとか捨てる以外の生かす道をね、探りたくて。