【13日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『タイヤキクエスト』【#てれアクト】

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家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

13日目の脚本は有料noteとして公開致します。

以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

13日目

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タイヤキクエス

〇登場人物
 男性が一名

   どこかの部屋
   男性がいて、男性の近くにはタイヤキの入った袋がある

男性
 コンビニに水道光熱費を払いにいくという、必要かつ緊急の外出の際に、コンビニの近くの和菓子屋に、寄ったというか通りかかったというか、ぶっちゃけ足をのばしたんですね。こう、つい、不要不急のタイヤキを買おうと思い立ってしまって。以前はよく行ってたんですけれど、ここ最近は嗜好品買いに行くとか、ちょっとクエストじみるじゃないですか。少しだけ、すこーしだけ、命がね、かかるというか。ええ、こしあんつぶあん、抹茶、クリーム、特上餡の、5種類のタイヤキがある店なんですけれど。僕頼んだんですよ。「つぶあん一つ」って。うん、僕つぶあん過激派の、こしあん地雷なんで。