【19日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていくnote 『私が最後に見た父の顔は青空だった、なんて

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家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。

19日目の脚本は有料noteとして公開致します。

以下にあらすじと脚本の一部を掲載しておりますので、ご参照ください。
記事をご購入いただくと全文が読めるようになっております。

19日目
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私が最後に見た父の顔は青空だった、なんて

〇登場人物
 最近父親を亡くした人(性別は問わない)

〇あらすじ
 父親を亡くし、東京から地方の葬儀会場へ駆けつけた。今、会場の外のベンチの端に座って、父の葬式が終わるのを待っていた。

〇脚本冒頭

   最近、父親を亡くした人がいる

人 
その日はザ、曇り! って感じの日で。空が真っ白で、それなのに暗くって。4月にしては肌寒い日。私は会場の前の、狭い公園のような場所にあるベンチ、真ん中にテープでバッテンがついてて、隣の人と距離が空くようになってるベンチの端に座って、父の葬式が終わるのを1人で待っていた

 「この年になると、まあ皆誰かしら亡くしてますからね。お客様みたいな方、ここから大勢乗せましたよ。」