【リバイバル4日目】2分の芝居を1日1本、50本書いていく 『猫カフェにいけなくてもう限界。』【#てれアクト】

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家で1人で、誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居企画「てれアクト ~workfromhomeactors~」
そんな「てれアクト」のための脚本を、劇作家モスクワカヌが1日1本、50本書いていくnoteです。
4日目の脚本は無料サンプルとして公開致します。

 

4日目

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猫カフェにいけなくてもう限界。

〇登場人物など
 猫好きで、以前は猫カフェによく通っていた人間(性別は問わない)
 枕やクッション等、猫にみたてられそうなものを使用する


   とある室内に、猫カフェにいけないストレスを抱えた人がいる

人  猫カフェに、行けなくて、もう限界。

   

   人、おもむろに枕かクッションを取り出し、それを猫にみたてて猫 
   かわいがりしはじめる。セリフの内容は猫へのパッションがあれば改
   変可

 

人  うぉおおおおおお! 猫ちゅわあん! 可愛いでしゅ! 可愛いでしゅねえ! なんでそんなに生きてて可愛いんでしゅかあ! 

   

   人、猫への愛を語りながら、猫に見立てたものにキスをしたり頬ずり
   をする。さらに猫の頭を口にいれる感じで、猫に見立てたものを口に
   入れ、毛を吐き出すムーブ

 

人  ペッ! …長毛種!

   

   人、猫に見立てたものを抱きしめる。
   ゆらゆらあやすように揺れるが、次第に猫に見立てたものがマグロの
   ようにビチビチと動き出し、抱いてるのが難しくなる。

 

人  マグロだこれぇ!

   

   人、猫に見立てたものを投げ捨てる。
   間
   人、ゆっくり座り込む

 

人 … あー、もう猫カフェがこいよ…。

   

   間

 

人  ニャーン。

                                 了
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PDF脚本はこちらから

drive.google.com

 

劇作家モスクワカヌ、自分の生存戦略のための脚本をリアルに書いてみるプロジェクト 

てれアクト
~work from home actors~
■てれアクトとは
家で1人で誰でも演じることが出来て、スマホがあれば撮影も配信もできる、2分20秒以内の1人芝居の企画名。

■モスクワカヌが挑戦すること
・「てれアクト」用の2分20秒以内の1人芝居を50本書く
・毎日1本、無料もしくは有料の脚本を公開していく
・2020年3月以降の日本で暮らす人々のことを書く

■脚本利用について
noteにてご購入いただいた脚本は、ご購入者様自身での上演・配信にご利用いただけます。(サンプルとして無料公開している脚本はどなたでもご利用いただけます。)この企画に関しては、モスクワカヌへの上演許可の申請は必要ありません。
また配信の際には「#てれアクト」「#workfromhomeactors」のハッシュタグをつけて頂けますと幸いです。(見つけるため)

著作権について
このnoteで公開している作品の著作権者はモスクワカヌになります。
許可のない改変、剽窃、盗用はされませんようお願いいたします。

 

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